尾州産地とションヘル織機







テキスタイルブランド「terihaeru」の小島日和さんにお誘い頂き、
尾州(びしゅう)で織りつけの見学をさせていただきました。

尾州は愛知県一宮市、稲沢市、津島市、江南市などの
地域を中心とした世界でも有数の毛織物の産地。

今も昔と変わらずションヘル織機(又はシャトル式織機)
と呼ばれる旧型の織機が使われています。

今回見学させていただいたのは「織りつけ」といって
経糸を織機にセットして織りはじめられるようにする工程なのですが
この工程だけでも数日かかるのだそうです。

愛がなければできないことなぁとつくづく思いました。
ほんとうにすごい。

木でできたシャトルを飛ばして、ゆっくりと少しずつ織られていく布。
ガシャーンコ、ガシャーンコというションヘル特有の音。

知っているようで全く知らなかった糸が布になるまでのこと、
もっと知りたいと思いました。



そして機屋さんでの織りつけ見学の後はカナーレの足立さんに
ションヘルからうまれた布のアーカイブを見せていただきました。
うっとりする肌触りで、どれもこれも可愛くて、素晴らしくてとにかく興奮しました。

足立さんに伺ったお話によると、
ションヘルを扱える熟練した技術をもった職人さんも高齢化が進んでいて、
今一番若い職人さんで60歳前後、後継者が見つからなければ
あと20年ほどでなくなってしまうかもしれないとのこと。

この素晴らしい技術が途絶えてしまうと思ったら
とても寂しくて、悲しくて、無力だけれど
なんとかならないものかなぁとつい考えてしまうのでした。

COMMENT








   

LINK


SEARCH


CALENDAR


S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

SELECTED ENTRIES


CATEGORIES


ARCHIVES